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博士学生の皆さまへのご案内

ジョブ型研究インターンシップとは

ジョブ型研究インターンシップは産業界と大学が協力して実施する長期・有給・ジョブ型のインターンシップ制度です。

特徴

1.長期・有給・ジョブ型のインターンシップであること

  • 先端的な研究プロジェクトや実践的な業務を体験することができます。雇用契約を締結することで、秘匿情報の取り扱いや施設・情報の利用権限などを厳密に定めることができますので、社員として業務に関わることができます。
  • プロジェクトに従事することで対価が発生します。日本学術振興会特別研究員やその他の研究支援金と併用して収入を得ることが可能です。
  • 応募時点で業務内容や選考基準が明示されています。

2.大学院の正規の教育課程の一環として実施されること

  • 大学教職員が円滑な実施のためサポートします。
  • 単位を取得することができます。

3.インターンシップ評価が採用・就職に活用されること

  • 国から採用選考に利用することが認められています。
  • その後に正社員の選考を受けて入社された方もいます。
 

インターンシップ参加学生の声

これまでにジョブ型研究インターンシップに参加した学生の多くが「期待を上回る良い経験だった」と回答しています。
 

2024年度インターンシップ参加学生からのコメント(抜粋)

  • これまでの研究生活で身につけてきた専門性や経験をどのように企業で活かせるのか、また自身のさらに伸ばすべき課題を明確化できる貴重な機会だった。
  • 実際の業務を、実際にそこに正社員として勤務しているような形で取り組ませていただくことができました。業務以外の部分でも社員の方とのコミュニケーションを通じ、食事を共にさせていただくなどする中で、会社や働き方に関してのお話も聞かせていただくことができました。実際に社員としての働き方を学んだり、会社についての理解が深まるだけではなく、今後どのような働き方をすることが自分にとって良いのだろうかということや、私の中で今後働くことが人生の中でどんな位置付けになるのかを考えさせられるとても良い経験でした
  • 大学院での研究活動を通して得られた知識や経験を多面的な視点から活用する機会が多々あり、自身のスキルに磨きをかけることにつながったため。また、自身の知識や経験をどのように活かすことができるのかについて博士課程の在籍期間中に知ることで、キャリアパスを組み立てる判断材料にもなった

インタビュー記事のご紹介

実際にジョブ型研究インターンシップで博士学生の受け入れをおこなった機関のインタビュー記事をご紹介いたします。
 
 
 
 
(その他のインタビュー記事)
 

インターンシップ参加の流れ

  1. 所属大学院が参画しているか確認する
      • 本協議会に参画している大学院の博士学生のみ利用可能です。
      • 参画大学の一覧はこちらでご確認ください。
  1. 専用システムに登録する
      • ご所属大学院のジョブ型研究インターンシップ担当窓口に専用システムのアクセス方法をお問い合わせください。
      • 毎月初めに協議会事務局による共通説明会もオンラインで開催しています。
  1. プロフィールを作成する
      • 専用システムに登録されたプロフィール情報を書類選考で使用します。
      • 企業からのスカウトを受け取る設定をすることができます。
  1. 応募・選考を進める
      • 専用システムに掲載されているインターンシップの募集(ジョブディスクリプション)を閲覧して応募先を検討してください。
      • 応募時にはシステム上で指導教員や科目担当教員などの承認が必要となります。ご所属の大学院によっては手順が定められている場合がありますので、大学からの指示に従ってください。
      • 選考はシステム上で記入していただくプロフィール情報に基づいた書類選考からはじまり、書類選考を通過した場合は面接選考が行われます。
  1. 参加するための契約や事前研修などを行う
      • マッチングした企業と雇用契約などを締結します。契約書は大学の担当者とともにご確認ください。
      • 企業から事前の研修資料などが提供されることがあります。
  1. インターンシップに参加する
      • 実際の実施期間は受け入れ先との交渉・調整により決定します。
      • 過去には学内でティーチング・アシスタント業務に従事する期間をはさんで、実施期間を分割した事例などもあります。
  1. 評価書類を受け取る
      • 評価書・評価証明書を企業から受け取ります。
      • 学内の単位認定にあたり成果報告等が必要となることもあります。
      • ジョブ型研究インターンシップの成果は受け入れ先機関での採用選考に直接利用することが可能ですので、その実績が評価対象の一つとなります。